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2017年5月10日 (水)

伝灯奉告法要の参拝(その4)

◆今回の頂き

P5020299s_2本山への上山一週間前に、しんぽちは、右下の奥歯にかぶせていたものが
うっかりどこかへ行き、歯医者に行ったら、そのすぐ隣にある親知らずが
その歯を斜めに押している上、虫歯だというので、親知らずを
抜歯し、上山当日あごの骨の復活度合いは70%。

一方私の方は、上山3日前から右上の親知らずがどういうわけか生えてきて、
向きも合っているし、奥に生える十分なスペースがあるのに
隣の歯をめちゃくちゃ押しこくって痛い。
出発前日は、朝から終日痛さのピーク!口を開けているだけでもズキズキ。

上山当日のお昼は、西本願寺 白洲境内にある『AKARI』にて。
しんぽちは、大好きなカレーをチョイス。カレーが歯に優しくて良かった。
私は、麺が柔らかそうなので、トマトソースのスパゲティをチョイス。
そ・れ・が、高級過ぎる厚切りベーコンが入っている!
夫婦共々、「左の歯が痛くないお蔭でご馳走が頂けるね~。としみじみ。」
ゆっくり咀嚼することで、さらに旨味が増すという気づきまで頂きました。
なんまんだ~

その日の伝灯奉告法要が終わった頃には、ケロっと親知らずの痛みが消え、
不思議なほど完全復活!ネットで調べると、生えてくる親知らずの痛さは、
3日間程で治まるとのこと。ホントでした。

ご本山のお夕事にも参拝し、石山合戦時代、時間を惜しんで
お勤めしたという高速正信偈を拝聴。
(私は、途中からろれつが回りませんでした。)
さすが式務部。滑舌がとってもクリアー!

石山戦争で勢力分散のため東西分立した時代、本願寺兄弟ゆかりの
興正寺と東本願寺へも、翌日、参拝させて頂きました。

本願寺第11世 顕如(けんにょ)上人の
ご長男、教如(きょうにょ)上人は、東本願寺のご門主に就任。

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次男の顕尊(けんそん)上人は4歳で本願寺脇門跡である
興正寺の16世 証秀上人のご養子になり、興正寺のご門主に就任。

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三男の准如(じゅんにょ)上人は、西本願寺のご門主に就任されました。

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東本願寺さんの門前に『今、いのちがあなたを生きている』と
掲げられていて、すごい事書いてあるなと感嘆しきりでした。
今回、歯痛に悩まされた私は、当初、
『この痛みは、生かされている痛みだ。有難い』と
気持ちで乗り切ろうとしましたが、一日中痛いと、集中力が
続かないことが分かります。そのうち、ダメもとで
手足を動かすように、自分の歯にも意識を集中させれば、
意思が通じて、親知らずが隣の歯を押さないようになるかどうか
試してみましたが、効果無し。ふと考えてみると
自分にくっついている部分なのに、自分の思い通りにならない
部位が、かなり多くあります。
爪を切り過ぎると、勝手に巻き爪になって自分の指の肉に
食い込んだりして痛い。
足の指が、しもやけになったりすると、痒さのあまり
足が勝手に飛び跳ねたりする。
細胞の中に、ミトコンドリアが居るらしいが、日々
体の中で何をしているのか把握できていない。
私は、私であると同時に、私の意思の届かないところで
生かされている。それが、ずぅーっと昔から今に続く
『いのち』なのであろう。なんまんだぶつ

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