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2025年11月18日 (火)

教師教修出願資格試験講習会の受講と試験(全8教科)を 受けるために京都入り。

4:45起床。5:30本山へ出発、6:00~7:15までおあさじ参加。
8:30講習会の会場入り。9:00~16:00講習会受講。
夕食と風呂の後、22:30まで当日の講義の復習と、試験の予習。
翌日の、おあさじと、受講の持ち物準備をして就寝。
試験日も含め、土日、祝日も全てこのスケジュール。
世界が輝いて見える!楽しくて仕方がない。

挨拶は、明るく・いつも・先に・常にが基本!
ホテルでは、海外からの方々も多く、欧米、イタリア、
韓国、中国、フランスの方にも遭遇。グッモーニン!
ボンジョルノ!も連発。歩道で行き交う街の人にもご挨拶。
ご本山では、全国から「ようこそのお参りでございます。」
新潟の方がいらっしゃったり、京都のお寺さん達や
総代さんが声を掛けて下さったり、おあさじの導師が、
前門様だった日がお参り期間中2回もあり、感無量です。
試験には、北海道から九州までの方のご参加がありました。さすが
全員、得度されていますので、昔なじみの友人のように
会った早々、心置きなく仏教の話に花を咲かせ、好きなだけ
お念仏も声明も、人前で堂々と始めちゃったりする会場の
雰囲気に、安心感でいっぱいでした。
中には、夕食をご一緒させて頂いたり、レストランで声を掛けて
下さる方々もいらっしゃり、多くのご縁を頂きました。
更に、築地本願寺にて学びをご一緒させて頂いた方とも再会できました。
驚いたのは、東日本大震災や熊本地震のボランティア活動で
仙台別院や、大牟田別院で寝食をご一緒させて頂いた方と
本山のおひざ元で再会できたこと!
また、去年の報恩講で、内陣出勤をご一緒させて頂いたお寺の
ご住職に、しんぽちが、今回の試験を話していたようで、
「うちの息子も」と、若さんが参加されていたり、
全国に出した年賀状に、試験参加を一言添えていたのを、
得度で一緒だった友人が見て、参加を決意されて来ていたり、
嬉しい再会がてんこ盛りでした。
それから、講習会のご講師の先生方、試験の先生方、事務局の先生方
懐かしい先生方も数名いらっしゃったり、深い学びを有り難うございました。
「教師になるなら、これを持っていきなさい。」と、著書を手渡して下さった
先生方、宅急便で届けられる段ボールいっぱいの仏教書の数々、学びの宝箱です。
登礼盤、降礼盤の練習で、自坊の本堂と書院の礼盤を使わせて頂き、
ありがとうございました。華籠を持参して使い方を突然聞きに行っても、親身に
教えてくださった築地本願寺の僧侶の皆様、お世話になりました。
電話で質問に答えて下さった僧侶養成部の方々、ありがとうございました。
京都に居たのに、声を掛けられなかった友人たち、ごめんね~。
毎朝5時半、行きも帰りも挨拶してくれたホテルのスタッフさん、
毎日、お部屋のお掃除して下さったスタッフの皆さん、ありがとうございました。

試験終了後の反省会。夫婦して記憶を頼りに答え合わせ。
迷った挙句に間違った答えを選択。
あるテストでは、『親鸞聖人は、○○を中心とし』のところ
親鸞さまが中心って言ったら、『まんまんちゃんに決まってる』と疑わなかった。
迷わず『阿弥陀仏』と書いた事を告げた。しんぽちが、その場で吹き出していた。
学んだ1割も発揮出来ていない事に気が付いてガーン。
帰りの新幹線ホームで、しんぽちの手が無意識に動いている事に気が付いた。
キャリーバッグを小刻みに叩いている。「もしや、阿頼耶識(あらやしき)?!」
いんや「拍(ハク)だ!」しんぽちに聞くと、「教師教修でもテスト出るじゃん。」って。
前しか見ていない。
帰宅後すぐに、自坊の報恩講の案内をホームページにアップし、教師教修用の
法話原稿に着手。修正会の法話も着手。声明も頑張ろう!

期間中、自坊のご住職から、しんぽちへ4度の電話。
ご住職、阿弥陀さんやな~。頭が下がるばかり。

実るほど、こうべを垂れる稲穂かな
下がるほど、人の見上げる藤の花

教えに照らされ、「ありがとうございます。おかげさまでございます。」と
多くのご恩に気が付かされていくと、たわわに実った稲穂のように、
自然と頭の下がる生活となります。
そんな方をヒトは、尊い人よ、大輪の藤の花のようだとみて行かれるのです。

この下り藤の紋に恥じない生き方を目指して。今日も頑張ります!Photo

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