久しぶりの更新です。
1月17日、築地本願寺の講堂で、中央仏教学院通信教育生の会の全体講義
がありました。
久しぶりに、お晨朝から参加させていただきました。学習会がある日なので、
多くの方が参拝されていました。
無明の大夜をあはれみて
法身の光輪きはもなく
無碍光仏としめしてぞ
安養界に影現する からの6首でした。
ご 法話では、次の首に『五濁の凡愚をあはれみて』の節を挙げられ、
今の世の中は、自らの欲を満たすために、生きていないか。
昨今、ニュースでは人を殺してみたかったから殺しました。という痛ましい
事件が報道されることがあります。
何のために生まれ、これからどうのように生きるべきなのか?お釈迦さまは
衆生を救おうとして、この世に生まれ覚りを開き、法を説かれました。
私たちの願いは自我であり、それは迷いの現れでもあります。
仏教は、私たちが迷いの中にいることを教えてくれる。そして、乗り越えて
いくことを教えていただける。とおっしゃっていました。
利益至上主義にとらわれ過ぎる社会。学校の教科書やマスメディア、評論家
の情報では得られない事を考え、知る機会を放棄していないか。世相に左右
されずに確かな一生を送るには、間違えのない教えに照らし合わせて、一生
学び続けなければならい事を気づかさせて頂きました。
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