福島県南相馬市、光慶寺さまでのボランティア活動 （2012.08.11～08.13）

今年もボランティア活動を行っています。8月の夏季休暇を利用し参加させていただきました。幸いにも猛暑にはならず、活動を予定通り行う事が出来ました。
しかし、小高区は今年の春先まで立ち入り禁止区域だったため、地震から１年５カ月が過ぎても海岸線の田んぼには、瓦礫や車が放置された状態。さらに、被災した家もそのままの状態でした。
活動を行った光慶寺様では、雨漏りを放置していたため畳が腐り、畳を剥すと敷板の一部には穴が開いている所もありました。
　皆様が気になる放射線量ですが、原発から北方向の海岸沿いのため、非常に低い（0.5μSv/h）でした。政府が原発から同心円で規制を行っている現状は、明らかに現地の状況にそぐわない物
であることが、よく分かりました。
　管理が難しいからと言って、今の管理方法の改善せず続けていると、復興作業の遅れは後世において、大いに反省される事になってしまうのは、目に見えています。
後悔しないよう、今できることを精一杯行う事（責任を果たさず、互いの組織間で擦り付けず）が必要なのではないでしょうか。
2012.9.1の本願寺新報に活動状況が掲載されました。 （釈東海）