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2015年6月28日 (日)

第15回 世界仏教婦人会大会 参加報告≪5015年5月28日(木)成田空港~バンクーバー空港≫

成田空港からバンクーバー空港までの飛行機は、最後尾席。 前席のお方が、毎回、「座席を倒しても良いですか?」と、きちんと確認して下さるお人で、『なんと心遣いの素晴らしい、お優しい方なんだ。』と、心が洗われるようでした。 ガタガタガタ。太平洋の真ん中あたりで、小刻みな縦揺れに見舞われた。機内は真っ暗。寝ている時間。ガタガタガタ。揺れが激しさを増し『ひゃ~落っこちそう~。あ~このまま落っこちたら、皆でお浄土だぁ。まぁ、いっか。倶会一処だし、只々、阿弥陀様におまかせあるのみ。寝てる間に、お浄土だぁ。』などと考えながらまた爆睡。 帰国してから発覚したのですが、主人はその頃、日本で私らの搭乗機の運行状況を『あ~。今頃、太平洋の真ん中かぁ。んー、ここの数値が、ゼロって事は、水平方向に真っ直ぐ飛んでるって事だなぁ。よし、落っこちてはいなそうだなぁ。』とチェックしていたようです(笑)

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国際線ターミナルで先住民のトーテムポールを発見!うおぉぉぉぉ!トーテミズムだぁ!ここでも宗教性を垣間見ることができる♪

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到着ロビーには、これまた先住民の木彫りの像が、ウエルカームとお出迎え。海外でのおいでおいでは、手のひらを上に向けて指をまくるのだ。

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国内線搭乗口には、先住民族のアーティスト、マリアナ・ニコルソンさんの作品が有り、ブリティッシュコロンビア州の大自然を流れる川を表現しているんだそうな~。

入国審査での有り難い出会い。 入国審査は、一人ずつ受けるのが基本。団体だからといって例外ではない。英語が話せなくても行くっきゃない(笑)。ズラッと並んだ団体の列の先には、3か所の審査窓口。 列の先頭から、窓口までは5メートル程離れており、空いた窓口へ一人ずつ呼ばれていく。 JTBの添乗員さんから、「大抵は、カナダに何日滞在しますか?とか、入国の理由を聞かれたりするので、4日間=フォー・デイズ。や、観光=サイトシーイング。と言えばOKです。」と教わるも、気が気ではない! 窓口までの5メートル、耳をそばだててみるも何言っているのか全く聞き取れない(笑)。 審査窓口の一つに、目つきの鋭いお兄さんがおり、私の後ろでどなたか「きゃー、あのお兄さん、怖そうだから呼ばれたらイヤやわ~。」の声。 脳裏に二河白道の文字がよぎる。列の先頭から審査窓口までは、一本道。ここを通過しない事には、先へは進めないと分かっているから、後ろからは『この道を行け~』とお釈迦様の声。 順番が来れば、否が応でも審査窓口に呼び寄せられる、まるで阿弥陀様からの召喚状『この道を、真っ直ぐ来い』との声。 『お兄さんは怖そうだけど、阿弥陀さんのお顔(お木像)は、優しいから有り難いなぁ』などと思いつつ、覚悟を決めた。 この期に及んで、妙に安心できたのは、一人ずつ呼ばれても、誰一人、通過できない人が居なかったこと。一歩踏み出せば、戻る人は居ない。先人たちが居る安心感。何だかお浄土参りと同じだ! と、私の番がやってきた!お兄さん・・・の横の窓口の、ふくよかなおじさま。ニコニコ満面の笑みで手招きしている。 私:「こんにちは!チェックお願いします。」 おじさま:「はーい。こんにちは。ご機嫌いかが?」 私:「とっても良いです。あなたは、どうですか?」 おじさま:「良いです。(後ろの皆と)同じグループですか?」 私:「はい、そうです♪」 おじさま:「それは素晴らしい。良い一日を!」 私:「ありがとうございます。あなたも良い一日を♪」 いえーい♪入国審査通過~♪

次に、荷物の受け取りで気が付いた事。ターンテーブルのパワーが強いのと、テーブルの淵の段差に高さが有り、気を引き締めて取りに掛からないと、自分ごとターンテーブルに持って行かれそうになる。小柄な奥様方が、以外にも大きなキャリーバッグをひょいひょい確保していて、驚かされました。 今回、乗り継ぎだったので、再度荷物を預ける際、手続き窓口のお姉さんに、なぜか「あなたは、私の横に来て、この画面を一緒に確認してね!」と言うので、「はい」と横で密着してパソコンのディスプレイ操作を確認しました。 面白いことに、パソコンは、作業手順がけっこうボタンで自動化されてて、ほ~♪と何気に感心。そのうち、自分の名前が表示されると、お姉さんが「あなた、これでしょ?」と聞くので、「はい、そうです♪」と答えると、お姉さん「これで完了よ。じゃ、行っていいわ。」というので、手続き完了。

次の搭乗時間までは時間があったので、カフェでお茶することに。どこかカフェはないかなぁ?とキョロキョロしている隙に、お義母さんが「人に聞けば早いから!」と、いきなり通りすがりの空港のスタッフらしきおじさまに、「ここから近いカフェはどこですか?」と、聞いている!ツワモノだ(笑)。慌てて後を追って、聞くと、快く教えてくれた。 お店のショーケースの中には、ペットボトル入りのお水や、瓶入りジュース、スコーンや何種類ものパンが並べてあった。お義母さんが大きなクロワッサンを「二人で半分コしよう♪」と言っていたのでクロワッサンを頼んだら、知らず知らず2個頼んでしまった(笑) それから、お店のお勧めがスコーンのようなレーズンパンだったのか、2度3度「レーズンパンいる?」「レーズンパンいるでしょ?」と聞いてくるので、「いいや、けっこうでーす。(ノー・サンキュー)」と答えました。良く聞いていると、並んでいるお客さん全員に勧めていたようです(笑) おつりを受け取ってびっくりしたのは、クロワッサンを間違って2個頼んだお蔭で、4人で半分コずつできた上、欲しいコインがちょうど手に入った事! カナダからアメリカに移動する際、荷物の預け入れ料金として26.25カナダドルが必要と、添乗員さんから教わっていた。しかーも!日本で両替してきたカナダドルは全て20ドル札だったので、6.25カナダドル必要な計算だった。おつりピッタシ!素晴らしい♪

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