久しぶりの更新です。インフルエンザにかかったり、仕事が忙しくて学習会を欠席していました。
4/5(日)に、中央仏教学院通信教育生の会（関東支部）の全体講義に、卒業生(賛助会員)として参加してきました。
全体講義は午後からでしたので、午前中10：30～の常例布教(築地本願寺)をお聴聞させて頂きました。
群馬県　艸香雄道先生(西蓮寺　ご住職)でした。
4/8が灌仏会ということで、お釈迦様のお誕生の話しをされ、人は自分にとって都合の良い物の見方をしてしまうものです。
例えば、「命」の場合、長い／短い。どっちが幸せ？という問いがありました。
一般には長い（長寿）が良いとされます。また、最近は遺伝子解析が進み、生前に病気の因子を確認できる様になりました。
しかし、これは生まれる前の話であって、生まれてからは「ご縁」によってどうなるか分かりません。
長くても、短くても、悔いが残らない生き方を日々営んでいく事が大切なのではないでしょうか。
（参考）この西蓮寺は、今年の大河ドラマ「花燃ゆ」に縁のあるお寺です。吉田松陰の妹「文」に姉の「寿」がいました。
夫「小田村伊之助⇒後に楫取素彦」が初代群馬県知事として赴任しました。「寿」の母親は熱心な浄土真宗の篤信者で、
群馬県の地にお聴聞するお寺が近くになく、一人でも多くの方が「み教え」にあうことができる様にと明如上人に開教の
必要性を訴えた結果、開基されたお寺だそうです。